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じゅう くちばしのデキモノについて①~できはじめから切開手術決定まで~

この記事には可哀想な表現や痛々しい写真も出てきます。苦手な方はそっとこのページを閉じて他の記事をご覧ください。

ある日ぽつんとできた小さなデキモノ

じゅうのくちばしのデキモノが最初にできたのは、2018年10月初めての抱卵をしていた時のことでした。ニキビのような、小さいポツンとしたデキモノでした。

できはじめ。よく見ないと分からないくらいのデキモノです。(2018年10月23日)

A病院に連れて行きましたが、大きくならなければ特に問題ないと言われそのまま経過観察になりました。

膨らみが大きくなってきました。(2019年3月22日)

少しデキモノが大きくなってきたので再びA病院へ。中身を出すことも可能だけれども、まずは自然に割れるのを待つのが良いという結論になり、またしばらく様子を見ることになりました。

自然に割れた!

自然に割れました。 (2019年3月25日)

自然に割れて、このまま治ってくれるといいなと思っていたのですが、デキモノが小さくなることはなく逆に目立つようになりました。ニキビのように、潰れて中身が出て終わり!とはいかないようです。

デキモノ中身の押出し

A病院は鳥専門の病院ではなかったため、2019年4月26日に鳥専門のB病院に連れて行きました。そこで、穴を空けて中身を出しましょうという話になりました。悩みましたが、デキモノを放置しておくのはよくないということだったので、先生を信じてお願いすることにしました。

でも…先生、麻酔も何も無しにいきなり穴を開けてグリグリ、ぎゅうぎゅう…
あああああ(汗)
そして結局中身は出ず…
クチバシから血が出て痛々しいだけでなく付け根の方にも膨らみが広がってしまいました(泣)

B病院は家から近くて先生は小鳥に詳しく、評判が良かったので安心してお任せしていたのですが、この治療に関してはちょっと…💦

ごめんね、痛かったね涙

これはまずいと思って、遠いですが良い先生がいるという鳥専門のC病院に連れて行くことにしました。そこでも、大きくならなければ現状維持で行きましょうということで、消炎剤を与えながら過ごしていました。

急激に大きくなったデキモノ

しばらくは特に変化もなく過ごしていたのですが、ある日じゅうが卵を生みました。産まないように…と思って環境を整えてきたつもりでしたが、産んでしまいました😢対策をしていても、産んでしまう時は産んでしまうようです。

産卵は体力も使うし抵抗力も下がるため、じゅうのクチバシのできものが1日で急激に大きくなってしまいました。朝イチでC病院に電話。すぐに連れて行くことになりました。

急に炎症がひどくなり、膨れ上がってしまいました。(2019年11月21日)

切開手術を受けることに…

目の近くが青紫色に腫れてしまっていたので目に影響があるかもしれないと、切開手術をすることになりました。手術といっても、デキモノを除去するためのものではなく、検査的にデキモノの中身をとって、感染性か腫瘍かを判断するためのものです。

このようなデキモノは、ニキビのように穴を空けて押せば中身が出てくるわけではなく、もし中身を出そうと思うなら、掻き出すようにして出すしかないようです。中身を例えるならカッテージチーズのような感じらしいです。

今までなんとか切開しないでいいようにと薬を使って頑張ってきましたが、これ以上放置しておくのは危険とのこと。早く原因究明をしてそれに合った治療が必要だそうです。

クチバシは人の指の先くらい神経が通っていて、痛い上に血もたくさん出るそう😭
文鳥さんのクチバシはインコさんの鼻の部分がそのままクチバシ全体になっているようなものなのだそう。

腕のいい先生なので、あとはもう信頼してお任せするしかないです。どうか元気で帰ってきますように😭😭😭

感染症か、腫瘍か

このようなできものの場合2パターンあって、感染性の場合と、腫瘍の場合。
文鳥さんの場合は、腫瘍のように見えても感染性である場合が多いとのこと。

感染性の場合、内科的処置(薬)で治していくことになるそうです。

腫瘍の場合は、外科的措置が必要との事でした。レーザーで取る、削り取る方法があるそうです。
でも、腫瘍は皮膚のように傷口が閉じる事はないそうで、穴が空いたままの状態になってしまうとのこと。だから、削れば良いというものではないらしいです。

それに完全に取り去るというのも難しく、完治というのは期待できないとこのと。なので、大きくならないように様子を見ながら治療を進めていく必要があるそうです。つまり、腫瘍だった場合は厳しい状況であると言うことです。
進行すれば、痛くて苦しい状況が続くらしく、QOLが著しく下がってしまうとのこと。

感染性であれば治る可能性があるそうなので、まずは、感染性であることをひたすら願うのみです。本当に、本当に感染性でありますように。

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