2020年8月30日 卵管脱・排泄腔脱の再発と卵詰まり
卵管脱やクチバシのできものができて以来、壼巣撤去や食事制限、ペアのオスと一緒に放鳥しないなど、色々と気をつけていたにもかかわらずじゅうが卵を産んでしまいました。
そしてまた、お尻から血。本人は普段通り元気です。いつもより鳴かないかなぁくらいな感じ。だけどこれはすぐに病院に連れて行かねば。
結果、卵管脱・排泄腔脱でした。今回で2回目です。あああ。卵管脱・排泄腔脱は再発しやすいと聞いてあれほど注意していたのに。
さらに、産卵したにもかかわらずまだお腹に膨らみがありました。超音波で確認してもらうと、なんと卵が3つもあるとのこと。普通卵はひとつずつしかできません。それが複数あるということは完全に卵詰まりです。
最初にできた卵がうまく産卵できなかったため詰まってしまい、今日産まれた卵も内側から押し出される形で出てきたのではないかということでした。
うまく産めなかった原因としては、前回の卵管脱・排泄腔脱の影響もあるかもしれないとのこと。卵管を押し戻してもらうものの腹圧が高く戻らなかったので、一旦卵管脱・排泄腔脱の縫合を行なって、発情を抑える注射を打ってもらいました。
いつもじゅうばっかり痛い思いをさせてごめんね。
今日の処置はこれで終了。明日また卵殻ができているか確認するとのこと。
自分で産めるのがベストですが、そもそも卵詰まりの上にお尻を塗っているため自力での産卵は難しいみたいです。しかも自力で産んだらまた卵管脱・排泄腔脱になる可能性があるとのことで、なかなかうまくいかないですね。
明日の朝レントゲンを撮って卵殻ができているのを確認できたら、午後卵取り出しの作業を行うことになりました。
8月31日 卵が消えた?
朝病院に向かい、レントゲンを撮ってもらうと、卵が無い…?朝小屋の中を確認した時には卵はありませんでした。念のため電話で夫に卵があるかもう一度確認してもらいましたが、やはり無いとのこと。
ミステリーです。消えてしまうことはないので、どこか見えないところに隠れているか、産んだ後食べてしまったかどちらかという結論になりました。
卵管脱・排泄腔脱にもなっていないし、卵も無事(?)産卵できたため、今日は帰宅することになりました。1日待機を覚悟していたのですが、あっさり終わりました。
家に帰ってよくよく探してみると、殻の薄~い(ほぼない)黄身だけの卵がフン切り網の下の紙の隙間に落ちていました。見つかって一安心(?)です。
9月1日、2日 自力で産卵
1日1個ずつ、殻のしっかりした卵を産みました。卵管脱・排泄腔脱無し。産み終わった卵は気が付くとじゅうが食べていました。じゅうの口が卵くさ~い(笑)
9月4日 抜糸
1日、2日と卵を産んでしまったものの、卵管脱・排泄腔脱になることなく過ごせたため予定通り抜糸をしました。ハサミで糸をぱちんと切って終了。
まとめ
今回の卵管脱・排泄腔脱は一旦これで落ち着きました。卵管脱・排泄腔脱は繰り返す可能性が高いのでこれからが怖いですね。
健康な鳥であれば産卵するのは自然な流れなのですが、それが同時に大きなリスクにもなるというのは複雑な気持ちです。もう二度と再発しませんように…。
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