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じゅう 卵管脱・排泄腔脱について⑥~再々発(3回目) 卵管壊死・切除、発情抑制~

2020年11月1日 卵管壊死

昨日の晩はお家で家族みんなとのんびりすごしたじゅう。病院から帰って来た時はなんだかぐったりした感じでしたが、朝になると少し元気になっていました!

入院

経過観察のために病院へ連れて行ったところ、すでに卵管が壊死しているため切除するしかないと告げられました。色々な思いが一気に頭の中を駆け巡りました。緊急のためすぐに手術することになり、また入院です。

卵管を切除した後にもし卵ができてしまった場合は、開腹手術をして卵を取り出すことになるとのこと。それはあまりにかわいそうなので、なんとか卵管を残せないかと粘りました。先生を困らせてしまいましたが(すみません汗)じゅうの今後を考えると受け入れがたいことでした。

じゅうは他の子と比べて卵ができやすい体質なので、【卵ができたら開腹手術】というのが、どうしても引っかかって、なかなか決断できませんでした。文鳥さんの場合卵巣を取ることはできないし、発情防止の注射も効きにくいというし、気を付けていても卵ができてしまう可能性は十分にあります。もし、2回、3回と卵ができてしまったら…??考えるだけで恐ろしいです。

お腹に卵胞

そしてすでにじゅうのお腹の中には卵胞がありました。卵胞は体内に吸収されることもあれば、卵殻が形成されて卵になることもあるそうです。吸収されてくれれば良いのですが、卵になってしまったら開腹手術ということになります。

卵管切除手術の決心

あまりにも不安だったので、他の病院の先生に診ていただこうと考えました。でも、

・どの病院に行っても卵管を取る方法が変わるだけで、取るのに変わりはないこと
・緊急のためすぐにオペしないと命の危険があること

から、いつもの病院での手術を決めました。

卵管を取る方法は、

①出ている卵管を引っ張って切除
②お腹を開けて切除

の2種類のようです。お腹を開けるのは小さな体にとってかなりの負担になるため、①で行うことになりました。

手術をすると決めはしたものの、かなり落ち込みました。じゅうを先生に預け、絶望感いっぱいで一人家に帰りました。あとはもう、術後の報告電話を待つことくらいしか飼い主にはできません(泣)。

卵管が引っ込んだ!

ところが、【20時頃に手術をしようとしたら卵管が引っ込んでいたので、様子を見る】と病院から連絡がありました。卵管が体外に出ていると血流が悪くなるため手術するしかないのですが、体中におさまれば良くなる可能性もあるとのこと。しばらく様子見をすることになりました。

一時ほっとしたものの、もし引っ込んだ状態で卵管が壊死した場合は、お腹を開けて手術しなければならないとのことで、再びソワソワ。

11月2日 卵管切除手術

朝、病院から電話。一度は引っ込んでいた卵管が夜中に出てきたため、縛って切除したとのこと。ああ、なんとかなるかなぁと思っていたけどダメだった。仕方ないと自分に言い聞かせました。

11月3日 開腹手術の可能性

卵胞に卵殻ができてしまったので、お腹を開けて卵を取らなければいけないかもしれない、と病院から電話がありました。明日まで様子を見て、その時に判断するとのこと。

かわいそうに…。卵管を切って、お腹を切って…。なんとかなってほしいと願うけれども気持ちが重い。なんとか、なんとかならないのか…。

11月4日 自力で産卵!?発情抑制のための注射、食事制限、環境作り

なんと、【卵が産まれました!】という電話が午前中にありました。卵管を切除しているため開腹手術しかないと思っていたので、なんだか拍子抜けしました。体調も安定してるため夕方には退院して良いとのこと。ずっと重い気持ちで落ち着かなかったので、嬉しくて嬉しくて仕方なかったです!!

通常、卵管が切除されていれば自力での産卵は困難です。じゅうが産卵できた理由としては、以下3つの可能性が考えられるそうです。

①通常1本の卵管が2本あった
②卵管ではない他の組織が出てきていた
③卵管を縛っていた糸が切れた

そんなことあるんだと思いつつも、良かった良かった〜!ただ今後は卵ができないように、発情抑制のための注射、食事制限と環境作りをしていかないといけないようです。注射は2週間に一回通い続けることになりました。食事制限と環境作りの内容は以下の通りです。

①食事は、2.5g(じゅうの体重25gの10%)のみ
②青菜は週一回
③夜は22時くらいまで明るくしておくこと

2.5gというのは、小さな容器の底に薄~く餌が入る程度。ものすごく少なくて可哀相です。少し足してあげたらガツガツ食べます。死なない最低限の食事量ということで、要するに、常にお腹が空いている状態でいるということです…。なんとかしてあげたいけれど、卵ができれば命に係わるとなると難しいところです。

青菜も、良かれと思って毎日あげていたのですが、発情という観点からみると良くなかったみたいです。ただじゅうは青菜が大好きなので、1週間に一回は新鮮な青菜を食べさせてあげようと思います。

夜も日が暮れて暗くなったらそのまま寝かせていましたが、夜の時間が長くなると発情しやすくなるみたいです。これからは、22時まで部屋の電気はつけておくことにしました。

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