2022年5月7日 デキモノが膨らむ
またじゅうのくちばしのデキモノが膨らんできていました。
もう何度目か…。
本人は痛がったり元気がなくなったりしている様子はないのですが、見ている飼い主にとっては悲しいものがあります。
気づけば、慢性疾患になってしまっています。
数日そのままにしておくと治ることもある一方で、結果的に全身に広がる可能性もあるかもしれないとのこと。
抗生物質を投与しつつ、
針を刺してデキモノの中身を確認するのが良いかもと言われました。
原因が分かれば、対処もできるかもしれない。
5月11日 膨らみの中身を採取
針を刺して膨らみの中身を採取する日。
毎回、手術の同意書にサインするのは心がざわめきます。
何かあっても責任は~のような文章。
そういえば、スカイダイビングの前にも同じような同意書を書きました。
一瞬嫌な予感を頭がかすめる文章。
午前中に銃を病院に預けて、午後にはお迎えに行く予定です。
それでも6時間くらい時間があるので、飼い主は漫画喫茶で待機。
何事もなく戻ってくるものだとばかり思っていましたが、病院から電話が。
出血がひどいため、最悪の状況も覚悟してください、のような内容だったと思います。
血の気が引きました。
このままじゅうが死んでしまうかもしれない。
とにかく今日は入院になったので、飼い主は為す術なく帰宅しました。
5月13日 無事に帰宅
午前中、病院から電話がかかってきました。
容態が安定しているので、午後お迎えに来てくださいとのこと。
良かった…!
レントゲンの結果、骨までは腫瘍は達していないおらず、
検査結果を見てからでないと分からないが、多分悪性腫瘍でないとのこと。
そこに関しては、ほっと一息。
青白い顔をしていたじゅうですが、輸血のおかげでなんとか大丈夫そう。
でも、輸血って???
なんと病院には輸血用の鳥さんがいるらしい。
ゆ…輸血用の鳥さん⁉⁉⁉
本当は文鳥が良いが、そもそもほとんど血が取れないし、それをすると輸血用の鳥さんが死んでしまうため、中型オウムの血を使っているらしい。
凄まじい世界です。
血液型はなく、別の種類の鳥でも1回だけなら輸血OKとのこと。
なんにせよ、無事に帰ってきてくれてほっとしました。
5月29日 巨大なクレーター
その後は、元気がなくなりながらも、順調に回復。
大きなかさぶたはある日ポロっと取れて、巨大なクレーターになりました。
一瞬飼い主はびっくりしてしまったけど、本人も他の文鳥さんたちも特に気にしていない様子。
肝心の検査結果は、結核の疑いありとのこと。
結核ってあのけほけほする病気?と思ったのですが、それではないようです。
その後
定期的にくちばしのデキモノが腫れていたじゅうでしたが、その後は一度も腫れていません。
治療法の中には、わざと穴をあけて出血させ、症状を急性にして治す方法もあるらしいです。
色々なことがありましたが、結果良い方向に進んだようです。
もう再発しないと良いなあ。