11月もそろそろ中旬。だんだんと気温が低い日も増えてきました。もともとは南国の鳥である文鳥さんは寒さが苦手です。寒い時期に体調を崩してしまう子も多いので、防寒対策はしっかりとしておきたいですね。そこで、我が家の防寒対策についてまとめてみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
防寒対策
温度&湿度計
まず、温度&湿度計はあると便利です。我が家は9羽文鳥さんがいて計3個のゲージがあるので、それぞれに温度&湿度計を設置しています。
健康な成鳥であれば、季節にもよりますが【温度は25℃~28℃、湿度は50~60%くらいが理想】だそうです。
健康な成鳥の文鳥さんが快適に過ごせる温度は上記のとおりですが『23℃くらいに保っておいた方が、体調が悪い時にすぐ気づいてあげられる。』とおっしゃっていた獣医さんもいました。文鳥さんは体調の悪さを隠したがるので、暖かいと体調の変化に気づくのが遅くなる場合もあるそうです。
真冬でも20℃以下にはならないように暖めてあげてくださいね。また、体調が悪い文鳥さんや雛ちゃんに関しては30℃くらいでしっかり保温してあげる必要があります。
文鳥さんの様子を見ながら、丸くなっていたら少し温度を高めにしたり、逆に開口呼吸をしているようであれば温度を下げたり、臨機応変に対応していくのが良さそうです。
ペットヒーター
冬はペットヒーターが無いと少し厳しいかなと感じます。もちろん、お部屋がずっと暖かい場合普段は必要ないかもしれません。でも、体調が悪くなった場合などは、しっかり保温してあげることが重要なのでやはり1つは持っておいた方が良いと思います。
我が家では、通常使用しているゲージ用×3個、病気になった時のゲージ用×1個を常備しています。
ちなみに私が使用しているアサヒペットヒーターは20W、40W、60W、100Wがあります。
20Wはヒーターサイズが小さいので、小さめのゲージにオススメです。ひな(桜文鳥、♀)を飼い始めた頃、20Wでは少し物足りないと感じて60Wを購入しました。しかし、ゲージが小かったため、ペットヒーターを入れると中が狭くなってしまいました。外付けにして使っていたのですが、外付けにするとペットヒーターに当たらないようにゲージカバーをかけるのが大変でした。カバーがペットヒーターで加熱されると火事や事故の原因になりますからね。
逆に大きめのゲージだと20Wではゲージ内の温度が十分に上がらなかったので、ゲージの大きさに合わせて40~100Wをオススメします。
我が家の
①さくら(桜文鳥、♂)、じゅう(白文鳥、♀)、くろ(桜文鳥、♂)、しろ(白文鳥、♂)
②ちび(白文鳥、♂)、まめ(白文鳥、♂)、もぐ(白文鳥、♀)、なすび(白文鳥、♂)
のそれぞれ4羽が暮らしているゲージには100Wのペットヒーターを使用していますが、真冬でも暖かくて快適そうですよ。
ペットヒーター参考表
※1 密閉型容器(H45xW60xD45)で使用した場合
※2 1日10時間使用
20W
40W
60W
100W
寄り添いヒーター
ちなみにのん(白文鳥、♂)ゲージには20Wのペットヒーターと寄り添いヒーターを2つ設置してあります。ゲージの大きさを考えると20Wのペットヒーターがベストですが、冬場は少し寒そうだったので・・・。
寄り添っているところは見たことが無いですが(笑)バードテントの種類によっては床部分に寄り添いヒーター入れられるので、寒い日は重宝すると思います。
外付け式バードヒーター
このバードヒーターは外付け式なので鳥さんが火傷する心配が少なく、ヒーター部分がゲージ側だけなのでそのまま防寒カバーをかけられるのが便利です。
サーモスタット
ペットヒーターと一緒に用意しておきたいのがサーモスタットです。ペットヒーターをつけっぱしにしておくとゲージ内が高温になって危険な場合があります。
サーモスタットは適切な温度を維持するために、必要に応じて加熱装置の作動および停止の切り替えを自動で行ってくれます。これがあれば、外出時も安心です。
加湿器
暖房器具を利用するとどうしても乾燥しがちです。湿度が低いと粘膜が乾燥して感染症にかかりやすくなるそうです。特に冬場は油断するとすぐに湿度が下がってしまうので注意が必要です。湿度50%~60%を維持するために、加湿器を使うのが便利とかと思います。加湿器が無ければ、濡れタオルなどを利用してもよさそうです。
我が家では加湿&空気清浄機能付きのプラズマクラスターを使用していますが、タンクが大きく1日1回水を入れれば十分なので重宝しています。また、空気清浄機もついているので1年中大活躍です。
ゲージの防寒カバー
最後に、ゲージの防寒カバーです。寒い時期は防寒カバーをかけたうえでペットヒーターを利用すると、効率よく暖めることができます。最近はジッパー付きが発売されて便利になりました。以前はジッパー付きが無かったのでカバーに自分で切り込みを入れて使っていました。ゲージの大きさに合わせて、S、M、Lサイズを選ぶと良さそうです。
寒くなってきたので、飼い主の皆様もご自愛くださいね。
ではでは、良いバードライフを♥